ウェブサイトを立ち上げる際、多くの企業や個人がまず考えるのがWordPress。しかし、その便利さとカスタマイズ性の裏には、見逃せないセキュリティリスクが潜んでいます。2024年に入り、WordPressを利用しているサイトがハッキングの被害に遭うケースが後を絶ちません。今後弊社ではワードプレスでの制作をお勧めしないこととしました。
Super Sonic Designでは、お客様のブランドやビジネスを守るために、安全性の高いウェブサイト構築を最優先としています。今回は、なぜ私たちがWordPressをお勧めしないのか、その具体的な理由を7つご紹介します。これからサイトを作成しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1. プラグインの脆弱性が多い
WordPressの大きな魅力の一つは、豊富なプラグインが利用できる点ですが、これが最大の弱点にもなり得ます。多くのプラグインは定期的に更新されず、セキュリティホールが放置されることが多く、これがハッカーに狙われる原因となっています。特に、信頼性の低いプラグインは攻撃の温床となりやすいです。
2. セキュリティの強化には手間とコストがかかる
WordPress自体はオープンソースであるため、デフォルトでは非常に多くのユーザーが同じ基盤を利用しています。これにより、特定の攻撃が一度発見されると、広範囲に影響が及びやすいです。セキュリティ対策を自分で管理する必要があり、そのために時間と費用がかかります。
3. 知識が不足していると危険
WordPressは初心者でも使いやすいですが、セキュリティに関して深い知識を持たないユーザーが、適切な設定を行わないままサイトを運営してしまうことがあります。これにより、ハッキングのリスクが高まります。セキュリティを無視した運営は、会社やブランドに大きなダメージを与える可能性があります。
4. 大規模な攻撃のターゲットになりやすい
WordPressは世界で最も利用されているCMS(コンテンツ管理システム)であるため、ハッカーにとっては最大の標的でもあります。人気が高い分、WordPressサイトを対象にした自動化された攻撃が頻繁に行われています。これにより、セキュリティリスクは常に高くなります。
5. サイトのカスタマイズがセキュリティリスクを引き起こす可能性
WordPressのテーマやプラグインをカスタマイズすることで、サイトのデザインや機能を自由に作り込むことが可能ですが、これがセキュリティリスクを増大させる要因にもなります。コードの変更やカスタム設定が、予期しない脆弱性を生み出すことがあります。
6. 管理画面の脆弱性
多くのWordPressサイトは、標準の「wp-admin」や「wp-login.php」などのログインページをそのまま使用しており、これがブルートフォース攻撃やクレデンシャルスタッフィングといった攻撃の標的になります。特に二段階認証を導入していないサイトは、簡単に不正アクセスを受けるリスクがあります。
7. 定期的な更新を怠ると危険が倍増
WordPress自体やプラグイン、テーマの更新は、セキュリティの観点から非常に重要です。しかし、更新を怠ることで、既知の脆弱性がそのまま残り、ハッキングのリスクが急増します。多くのサイト運営者はこの更新作業を見落としがちであり、それが原因で被害に遭うことが多々あります。
まとめ: より安全な選択肢の検討を
Super Sonic Designでは、クライアントに対してセキュリティ面で安心できるウェブサイト運営を推奨しています。WordPressは便利なプラットフォームですが、セキュリティリスクが多すぎるため、特にビジネスにとって重要なサイトには他の選択肢を検討することをお勧めします。カスタマイズ性や利便性を保ちながらも、セキュリティに優れたCMSやウェブサイト構築ツールを選ぶことが、企業やブランドの信頼を守る鍵となります。