September 1, 2023

ワードプレスを使うことのメリット7つ&デメリット5つ

今回は、ワードプレスを使うことのメリット・デメリットをご紹介します。とても便利なワードプレスのメリット7つと、不具合が問題になるデメリット5つについて説明動画をご覧ください!

ワードプレスのメリット7つ

1、導入が早い

スピードを求められる新規立ち上げのウェブサイトなどでは、ワードプレスが選ばれることが多いです。また、基本的にどのサーバーにもワードプレスがインストールできるようになっており、ワードプレス内では簡単にコンテンツを作っていくことができます。クライアントからOKが出た時点ですぐウェブサイトの公開もでき、その後も記事などのコンテンツを作成、更新をしていくことができます。

2、記事の更新がすぐにできる

ウェブサイトを運営するにあたって、公開後も記事の更新が重要になってきますよね。ワードプレスは他のCMSに比べてもとても簡単に更新ができます。作成した記事を下書きで保存しておく事で、簡単に確認作業ができ、OKなら公開をするという流れが便利です。下書き機能があるので、他の人と共同で記事の作成ができたり、パスワード設定をして記事の公開もできるので、クライアントに確認をしてもらってから公式に公開をすることも出来ます。

3、沢山の人達と作業が同時にできる

ワードプレス内では、ユーザーをいくつも作ることができ、編集長や編集者などに振り分けて個々で作業ができます。例えば、編集者が記事を作成し、下書きが完了したら編集長に確認をしてもらい、同時に修正もできるようになっています。また記事にはコメント機能もあり、ユーザー同士で情報交換ができます。

4、SEO対策が楽

情報を発信していくウェブサイトにはワードプレスを選ぶことが多いと思いますが、ワードプレスはSEO対策にも優れています。

5、エンジニア以外でも比較的楽に扱える

先ほど紹介した社内で沢山の人と共同で作業ができるという事にも繋がりますが、エンジニアでなくても扱いやすいのがワードプレスです。phpが扱えない人やMySQLがどこにあるか分からない人でも簡単に使えます。またシンプルなコードを覚えるだけでも少しHTMLの修正ができたりとエンジニア以外の方でも扱えるようになっています。

6、新しい機能をプラグインで付加できる

ワードプレスで一番便利な機能としてプラグインが挙げられます。プラグインを追加するだけで、新しい機能が使えるようになります。元々はブログ用のCMSであるワードプレスですがプログインを追加する事により、ECサイトのように決済ができるようにしたり、SNSに近い機能を付け加えたり、他の会社が使っているサービスを追加したりできます。

7、多言語サイトも作れる

一つのサイト内で言語ボタンを使って切り替えができる多言語サイト。日本語や英語、中国語、韓国語などの多言語サイトも、プラグインを使えば、難しい事をしなくても、容易に作ることができるのもワードプレスのメリットの一つです。

ワードプレスのデメリット5つ

1、一般的なウェブサイト以上のことをやろうとすると不具合発生

ワードプレスは元々ブログ更新用のCMSとして作られたCMSなので、情報量がとても多いウェブサイトになる場合は、注意が必要です。SNSに近いようなサイトや、ページ数が多くなる多言語サイトになる場合は、どういった体制でアップデートをするのかなどを考える必要があるので、ボリュームがあるウェブサイトになる場合は、パワーが足りなくなるワードプレスでは向かないこともあります。

2、簡単なECだとOKだがそれ以上のことをやろうとすると不具合発生

PayPalなどを使った簡単なECサイトだと問題ないのですが、サブスクリプションの詳細設定やユーザー自身がログイン画面で細かく変更できたりなどの場合、なかなか難しいと思われています。ECサイトの場合、ワードプレスを使うことを前提とせず、ECのプラットフォームをどれにするかを明確にした上でワードプレスを選ぶということが肝心かなと思います。ECのプラットフォームについては「米国でECサイトを立ち上げる際に候補となるプラットフォーム5選(初心者編)」で紹介しています。

3、ワードプレスアップデートで不具合発生

日々変わっていくテクノロジーの中でも正常に動くようにどんどんバージョンがアップデートされるワードプレスなのですが、自社で作ったテーマが動かなくなったり、使っているプラグインと適合性がなくなってしまったりという事があります。それを防ぐために子テーマを作り、そこでテストしたりという策もあります。

4、セキュリティの問題を解決し続ける必要あり

ワードプレス自体のセキュリティーが低いという事ではありません。ワードプレスやプラグインをアップデートしていなかったりすると脆弱性が出てきます。その脆弱性を突いてくる攻撃者が必ず現れるのでそれに対しての対応策は必ず必要になってきます。

5、昔いれたプラグインがアップデートされない問題

有名な会社が作っているプラグイン以外に個人が作っているプラグインもあり、そういう場合は、何年もアップデートされない事が出てきます。そうなると先ほどもお話しした脆弱性が生まれてしまいます。攻撃されてしまい、データを書き換えられてしまう問題も出てきます。 なので、プラグインをインストールする際には、必ずいろんな目線でチェックすることをおすすめします。作成者や利用者からのレビュー、作成日、直近でアップデートされているか、テーマとの適合性など。

今回は、ワードプレスを使う上で、良い点のメリット、悪い点のデメリットをご紹介しました。
ワードプレスはメリットもあればデメリットもあるので、比較しながら、作りたいウェブサイトに合っているか合っていないかを見極めていくのがポイントなのかと思います。 ぜひ参考になればと思います。

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